どっしりした体に大きな尻尾の猫、とぼけた表情の人々、とんがり頭の奇妙な生き物。イラストレーターとして活躍するmaboさんが作り出す“ファブリックドール”はちょっと不格好。だが、それが狙いでもある。「どこか“ダサい”っていうのがコンセプトなんです。誰からも一目で好かれるわけじゃないけど、誰かが『どうしたの?』って目をかけたくなるような、少しダメなものっていうか」。
デザインの専門学校で先生が自分の絵を理解してくれたとき、初めての個展で多くの人が作品を買ってくれたとき、嬉しくて、元気になった。自分が欲しいと思うものを作る。それが原点。ただ、その先に「私が大事に作るものを、楽しんでくれる人に出会えたら」。
展示
2017年2月10日(金)~22日(水)にMONDO(岐阜市細畑6-3-21)で開催される「モリーニリランニ展」に参加
2017年3月4日(土)~7日(火)にアトリエ(岐阜市清本町1-1 1F)にて「mabo展」開催
http://mabo-memo.jugem.jp/
Photo
- イラストレーター/布物作家 mabo