複数のものから生まれる「縁」や「関わり」をテーマに、石と対峙し制作活動に励む彫刻家の玉木崇晴さん。固く緻密な御影石の塊を、ハンマーや鑿などの工具を使って削り出していく。荒削りのごつごつとした質感と丹念に磨き込まれた石肌の光沢。相反する表情を湛えた複数のパーツが、寄り添い支え合いながら一つの作品を築き上げる。自然が作り出したエネルギーの塊と玉木さんのメッセージが共鳴し、その存在感で見る人を惹きつけ優しく語りかけてくる。
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- 彫刻家 玉木崇晴
- 作品に関するお問い合わせ TEL.058-231-1226