古雑貨brisee | ブリゼ
掘り出し物を探す気分で
訪れたい古雑貨の宝庫。
大垣市を南北に走る国道を一本東に入った通りに建つ倉庫。看板がなければ通り過ぎてしまいそうなその建物が、週末のみ営業する『古雑貨brisee』だ。
フランス語の「brisee」とは、「壊れた、砕けた」の意味。手の届かない高価なアンティークではなく、あくまで経年の趣を楽しみながら、気軽に日常使いができるような時代物の雑貨をそろえている。そんな気安さを表現するために付けられた店名である。
倉庫の中には、主人が長年かけて集めた、昭和の雰囲気を漂わせる掛け時計や食器、海外から輸入された陶製の人形、レトロなカメラなど、実に興味深い品々が所狭しと並ぶ。なるほど、ガラス皿や薬瓶、小引出しなど、値札には数百円から数千円と手頃な価格が書き込まれている。インターネットで情報を得て、掘り出し物を探しに、愛知や滋賀などの県外からわざわざ訪ねて来る馴染みの客も多いのだとか。
この店では骨董品などの買取も行っている。当然、売買には骨董に対する幅広い知識の裏付けが必要だが、まずは良いものを見極める審美眼があってこそ、というのが主人の持論。そんな主人が確かな目利きで選び取った国内外の古雑貨たちは、再び誰かの暮らしの中で活躍する出番を、そっと待ちわびている。
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古雑貨brisee | ブリゼ
- 大垣市築捨町2-95
- 土・日曜日のみ営業 11時~18時
- TEL.0584-76-0519
- P1台
- http://blog.livedoor.jp/brisee/
カフェとカバン Mais | マイス
毎日持ち歩きたくなる
ハンドメイドの革小物を。
美濃や東京の直営店を拠点に全国にファンを持つ革小物の店『mais』。昨年12月、ライフスタイルを提案する「カフェとカバンのコンセプトモール」として、岐阜市郊外に新店をオープンさせた。
木の扉を開けて一歩足を踏み入れると、ほのかに革の匂いが漂う。外国のアンティーク小物を散りばめた空間に、バッグや財布がずらり。使いやすさと独自の感性を追求したD.cuir、異素材を組み合わせたユニークなRandomなどの革アイテムを軸に、天然素材を使って国内で縫製したオリジナル服、選び抜いた作家もののアクセサリーを丁寧に並べる。
「ずっと使い続けてもらえるものを作りたいですね」と、オーナーの児玉正臣さん。有名ブランドとのコラボ商品を手掛ける今でも、地元のアトリエをベースに創作活動を展開。昔ながらの道具や製法を大切にし、自社工場でのハンドメイドにこだわる。長く愛用できる品質の高さ、シンプルなデザインの中にさりげなく光るオリジナリティが、自分らしいオシャレを楽しみたい大人の心をくすぐる。
隣には、関市のレストラン「ひつじや」によるカフェを併設。居心地のよい店内で、丁寧に淹れた珈琲や自家製ケーキが味わえる。
お気に入りの革バッグを探しに。のんびりと珈琲を飲みに。休日にふらりと出かけてみよう。
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- カフェとカバン Mais03
- カフェとカバン Mais04
- レザーダッフルバッグL ¥23,100
- レザーメッシュウォレット ¥15,750
- レザーミニマルシェ ¥13,650
カフェとカバン Mais | マイス
- 岐阜市三輪宮西269
- 11時~17時 水曜日定休
- TEL.058-214-7825 058-229-5800
- Pあり
- http://www.mais-shop.com/
はながら
自然な暮らしから生まれた
素朴なドライフラワー。
のどかな田園風景に建つ一軒の平屋。玄関先にある10坪程の土間スペースで、昨秋から月に一日だけのドライフラワー専門店『はながら』を開く澤田佐和子さん。
「華やかな生花も大好きだけど、ドライフラワーならではのくすんだ色合いやアンティークな雰囲気がかわいいなって思うんです」。
OL時代からフラワーアレンジメントの勉強を始め、花屋で働いて講師の資格を取得。結婚後は家事や育児の傍ら、ウエディングブーケのオーダーを受けてきた。心地よい暮らしを求め、写真家でもある夫の尚正さんとこの地に家を新築。畑を耕して無農薬野菜を育て、冬は薪ストーブで暖を取る。
店を開くきっかけになったのは、家の中に何気なく飾ったドライフラワーがあまりに素敵だったこと。生花の知識を基に色々な花で試作を繰り返すと、その仕上がりは友人の間で評判になった。
天然木や火山灰の壁を使い、天井を高くしたこの家は、偶然にも花を乾燥させるのに最高な条件。自然のまま吊るしてゆっくり水分を抜く。人気のアジサイやユーカリ、愛らしいミニバラもあるけれど、近くの野山で採ってきた素朴な実やつるが、一番のお気に入り。
「ただ一輪をガラス瓶に挿すだけでも、束にして机に置くだけでもいいんです。好きなお花をお家で気軽に飾ってほしいですね」。
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- はながら01
- はながら02
- はながら03
- はながら04
- リース ¥3,000
- ブーケ ¥1,450
- ミニバラの花束 ¥550
はながら
- 山県市東深瀬2568-1
- 毎月第1日曜日のみ営業 10時~日没
- TEL.080-2624-5457
- Pあり
- http://hanagaraya.exblog.jp/