本に恋する春が来た!

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本に恋する春が来た!

春は、別れと出会いの季節。
新たな旅立ちを前にして、胸に交錯する期待と不安。
そっと自分を見つめるとき、ゆっくり誰かを想うとき。
そんなときは、本を開こう。

そこには、言葉がある。

大いに役に立つことも、全然、役に立たないことも。
知らなかった愉快な世界があなたの前にあらわれる。
主人公とともに冒険の旅へ、あるいは深い思索の海へ。
音楽がきこえるだろうか、沈黙が訪れるだろうか。

本を求めてまちに出よう。
あの本屋さんや図書館や素敵なカフェやイベントに。
本と出会うきっかけは、いつだってすぐそばにある。

本が好きな人も、そうでない人も。
さぁ、本に恋する春が来た!


あなたの一冊、 教えてください。

忘れられない小説、何度も読み返す漫画、大切にしている絵本。そんな「本」があるだけで、人生はどれほど心強いことだろう。本に深く関わる人に尋ねました。「あなたの一冊、教えてください」。

『彫刻家の娘』

『彫刻家の娘』
トーベ・ヤンソン 著・冨原眞弓 訳 [講談社]

ムーミン原作者の自伝的小説。子どもの頃の瑞々しさ、「好きは好き」「嫌いは嫌い」という純粋さが新鮮。ありのままの自分を忘れそうなとき、そこへ立ち戻らせてくれる本。

イラストレーターとしてリトルプレスも出版
えんやなおこさん(ちいさな鳥 店主)


『世界の終りとハードボイルド・  ワンダーランド』(上・下)

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(上・下)村上春樹 著 [新潮文庫]

2つの世界の物語がパラレルのように進行する長編小説。読んでいて、頭の中がもやっとする感じがいいんです。いつも読み終えると、切なくて、ふうってなります。

約850冊もの本が並ぶカフェを営む
二村さつきさん(Ginga 店主)


『モンフィーユ mon-feuille』

『モンフィーユ mon-feuille』
永井宏 著 [アノニマ・スタジオ]

美術作家、文筆家など多彩な顔を持つ永井宏氏の物語集。僕が本を読むのはその人の人間性を味わうため。文ににじみ出ますよね。日常の中にあるアートを愛した彼に惹かれます。

「人」がテーマの古本屋とカフェを構える
堀江俊宏さん(bicabooks・ビッカフェ 店主)


『杉野英実の菓子  素材より素材らしく』

『杉野英実の菓子 素材より素材らしく』
杉野英実 著 [柴田書店]

19歳の頃に初任給で買った初のプロ向けレシピ本。4,500円と当時の私には高価でしたが、写真も内容もすべてが魅力的。擦り切れるほど読み返し、今も新作ケーキづくりのヒントに。

岐阜産の素材を生かしたケーキを創作
松口恵里奈さん(アクア・パラディーゾ パティシエ)


『あなたが好き』

『あなたが好き』タンタン(唐唐) 著[ディスカヴァー・トゥエンティワン]

台湾の絵本画家・タンタンの優しい絵が心にしみる大人の絵本。短い文章もストンと心に入ってきて、コミュニケーションに悩んだり、ケンカをしたときに読むと心がなごみます。

旅行先で各国の「星の王子さま」を収集する
横山七奈子さん(岐阜市立図書館 職員)


『横尾忠則グラフィック大全』

『横尾忠則グラフィック大全』
横尾忠則 著 [講談社]

1953〜88年の全作品を収録。4冊残っていましたが、絶版になり横尾氏本人から譲ってほしいと言われて在庫は2冊に。高橋克彦氏の文章「横尾忠則に間に合った」に同感です。

自身が残したいと思う本を店に並べる
渡辺修さん(ワンダーランド(丸圭書店) 店主)


『暮らしのなかの工夫と発見ノート   今日もていねいに。』

『暮らしのなかの工夫と発見ノート 今日もていねいに。』松浦弥太郎 著 [PHP研究所]

「暮しの手帖」編集長が日々のちょっとした、でも大切なことを項目別に記した一冊。彼の本はほぼ読んでいて、情報を詰め込まない丁寧な生き方に共感します。でも実践は難しいな(笑)。

シンプルな暮らしに心惹かれる
辻武浩さん(自由書房EX髙島屋店 店長)


『海街diary 1  蝉時雨のやむ頃』

『海街diary1 蝉時雨のやむ頃』
吉田秋生 著 [小学館]

吉田秋生氏は作家買いする漫画家の一人。家族愛や友情、恋愛などすべてが詰まっていて、人と人のつながりの深さに泣いちゃいますね。少女漫画ですが男性読者も多いですよ。

漫画三昧の子ども時代を過ごした
佐々木久佳さん(正文館書店可児広見店 店長)


『マンガどうわ  なんじゃもんじゃ博士』

『マンガどうわ なんじゃもんじゃ博士』
長新太 著 [福音館書店]

なんじゃもんじゃ博士とゾウアザラシの冒険漫画。出来事が淡々と進み、大きなオチがない物語に、小学生の私は「本ってこれでいいんだ!」とほっと安堵しました。本好きの原点です。

古本に宿る温もりを愛する
廣瀬由布さん(古本徒然舎 店主)


『ふるさと坂下』

『ふるさと坂下』
鎌田宮雄 著

中津川市坂下の郷土史。著者に許可を得て、高校生で全文をインターネットで公開、前書きの『生業』という言葉に触発されて18歳で会社設立を決意、と大いに影響を受けた一冊。

図書館蔵書検索サービス「カーリル」を開発
吉本龍司さん(株式会社カーリル 代表)


『風の歌を聴け』

『風の歌を聴け』
村上春樹 著 [講談社文庫]

学生時代にふと手にした村上春樹氏の処女小説。漠然と将来への不安を感じていた頃だったので、その言葉にひとつの「発見」をしたように興奮し、その世界観に救われました。

村上春樹について卒業論文を書いた
寺井富之さん(岐阜県図書館 司書)


『リストラなしの年輪経営』

『リストラなしの年輪経営』
塚越寛 著 [光文社]

寒天ブランド「かんてんぱぱ」を展開する伊那食品工業会長・塚越氏の経営論。「会社は社員を幸せにするためにある」という考え方に共感。まさに自分が目標とする経営哲学です。

「ハロー!やながせ 本とまち」実行委員長
岡田さや加さん(ミツバチ食堂・ツバメヤ 店主)


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