本に恋する春が来た!

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めくるめく本との逢瀬を そうだ、図書館へ行こう!

岐阜県図書館

絵本から専門資料まで
蔵書は約100万冊

多くの人々が本と出会い、本に親しむ場として、図書館が果たす役割は大きい。
平成7年に開館した『岐阜県図書館』。広々とした館内は、ガラス窓や吹き抜けからの採光があり、明るく快適だ。日本十進分類法に基づいて分類された書架がずっと奥まで続き、傍らでは椅子に腰かけて本を読みふける利用者の姿が見られる。
「郷土資料や地図関連の資料を豊富に収集している点も当館の特徴といえますね」と、企画課企画振興係主任の寺井富之さん。「それから、『児童図書研究室』というのもあるんですよ」。
カウンターの隣にある小さな部屋には、子ども向けの本の選び方や読み聞かせについての本、研究書、辞書、大型絵本などがぎっしり。また、書庫には同じタイトルでも出版社や作者、挿絵などが異なり、長所や短所が比較できる「読みくらべ絵本」が何種類もそろう。こうした専門資料の収集に力を入れ、研究機能を高めているのも県立図書館ならではのこと。
蔵書は約100万冊。そのうち約80万冊が書庫に保管されている。年間購入図書は1万2千冊ほど。この図書館に集積される膨大な本は、日々、それを必要とする誰かの役に立っている。
司書でもある寺井さんは言う。「私たちの仕事は、本や情報と人をつなぐこと。それが発展して、人と人をつなぐことになり、より多くの人が“幸せな生活”を送れたら良いなと思います」。

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岐阜県図書館

  • 岐阜市宇佐4-2-1
  • 開館時間 10:00~20:00(土日祝は18:00まで)
  • 休館 月曜(祝は翌日)・毎月最終金曜(図書整理日など休館あり)
  • TEL.058-275-5111
  • 貸出 10冊まで・3週間以内
  • http://www.library.pref.gifu.lg.jp/

岐阜県図書館


岐阜市立図書館本館

地域に根ざし
コミュニティの中心に

歳月を感じる板張りの床に、窓からの柔らかな日差しが影を落とす。この『岐阜市立図書館本館』が開館したのは昭和33年のこと。以来55年間、地域に親しまれ、愛されてきた歴史を持つ。
1階はすべて児童室。絵本や児童書、紙芝居、海外絵本などがずらり。「どんな本を読んだら良いかという相談や、大型紙芝居やパネルシアターといったボランティア資料の貸出の依頼も多いんですよ」と、図書サービス係主事の横山七奈子さん。「おはなし会」を定期的に開いたり、学校と連携して研修を行ったりと、子どもと本の橋渡しの役割も担う。
2階には一般書架と書庫があり、3階は事典や歴史書、統計、美術書など、貴重な資料がそろう参考資料室がある。カウンターに座るのは、探しもの、調べものを手伝うレファレンス専門の司書。メディアで紹介された本から、とある紋章の正体まで、利用者が知りたいことは幅広い。「会話から、知りたい内容を絞り込み、参考となる資料や文献などの回答を探し出すんです」。ここでは、事件こそ起こらないが、名探偵も顔負けの見事な謎解きがいつも行われているわけだ。
「図書館とは地域に根ざし、そのコミュニティの中心であるべき場所だと思います」と、横山さん。現在、平成27年を目標に新図書館の開館準備が進んでいる。蔵書は約30万冊から最終的に90万冊まで増やし、「知の拠点」づくりを図る予定。地域と利用者に寄り添う市立図書館の新生にも期待は大きい。

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岐阜市立図書館本館

  • 岐阜市八ツ寺町1-7
  • 開館時間 10:00~18:00※児童室は17:00まで(土日祝は17:00まで)
  • 休館 月曜(祝は翌日)・毎月最終火曜(変則の場合あり)
  • TEL.058-262-2924
  • 貸出 10冊まで・15日間以内
  • http://lib-gifu.city.gifu.gifu.jp/
岐阜市立図書館本館

株式会社カーリル

ネットと現実をつなぐ
図書館蔵書検索サイト

めくるめく本の宝庫、図書館を縦横無尽に利用するために、ぜひ活用したい画期的なウェブサービスがある。本のタイトルを入力するだけで、全国の図書館での所蔵と貸出状況がリアルタイムで表示される、図書館蔵書検索システム『カーリル』だ。
平成22年に運用を開始、今では国内6200館以上の図書館の蔵書検索に対応し、月間35万人がアクセスする人気サイト。その開発拠点が中津川市坂下にある。株式会社カーリルの代表を務める吉本龍司さんのオフィス。『カーリル』を立ち上げたNota社のメンバーの一人として、吉本さんは当初からシステム開発を担当してきた。
「普段、エンジニアやデザイナーたちは東京や京都に住んでいて、定期的にここに集まり、開発合宿を行うんです」。合宿中ともなると、オフィスのホワイトボードにはアイデアの源泉がびっしりと書き込まれる。
「このサイトを使えば読みたい本を探して並べる、自分にとって“最適化”した図書館をインターネット上に作ることができます。でも実は、実際に本を借りるために図書館へ出向くと、自分が知っていなければ検索することさえできない、未知の本にも出会えるんです。読みたかった本より、意外とその隣の本の方が面白そうだってことになる(笑)」。
バーチャルな図書館とリアルな図書館をつなぐ『カーリル』。キーボードを叩いて現れるパソコンのウィンドウは、その先にある本物の図書館の扉へと続いている。

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日本最大の図書館蔵書検索カーリル


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