本日も満腹なり。まちの食堂へ。

本記事は掲載当時のものです。現在と内容が異なる場合があります。ご了承ください。
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志乃多゛や(しのだや)

「毎日来れるように」。
100余年続いてきた長良の食堂

玉葱の甘みが引き立つチキンライスを、ラードの香ばしさが効いた玉子で包む。オムライス 630円「100年以上前、祖母が開いた頃から大衆食堂やったね」。3代目の篠田康明さんが『志乃多゛や』の歴史を辿る。店が立つ旧高富街道は、かつて北部から中心部を結ぶ主要道路だった。「馬車で荷物を運んだ帰りに客が寄ったんやろうね」。町の食堂たる姿は今も変わらない。
「一度増やすと減らせんね。上から順番に頼む人もおるよ」と話すメニューは100種類以上。初代の時代の素うどんから始まり、父の兼市さんはオムライスやテキライスなどを、康明さんは自家製麺や焼肉定食などを加えていき、現在も増加中だ。「家では同じものができん」と常連に言わしめる、素朴だが丁寧に作られる味は引き継がれてきた。例えばオムライスは、隠し味のザラメと、親戚の肉屋から仕入れるラードが要。だしは3軒の削り節をブレンドし、昆布は利尻島の最高級品を使う。康明さんが出前に出る昼は、「姉がガス台の前、女房は釜の前」を守る。レシピは3人の頭の中。
増え続けるメニューも、ほっとする味わいも。そして、お姉さんの笑顔や奥さんの可愛らしい声での見送りも。『志乃多゛や』ではそれが日々、繰り返される。「毎日、来れるように」。そんな思いで100年以上、食堂の心意気が受け継がれてきたから。

Data

  • 岐阜市長良福光2666-3
  • 営業時間:11:00~21:00(OS20:30)
  • 定休日:6の付く日(土日の場合はその前後)
  • TEL.058-231-2752
  • Pあり
岐阜市長良福光2666-3

だるまや食堂

何気ない会話、いつもの味。
地元に愛される人情食堂

だるまや食堂「ごちそうさま。今日もおいしかったわ」。手を合わせる白髪の老婦人に、割烹着姿の敬子さんが「今日も歩いて来んさったの。運動した後はご飯がおいしいもんねえ」とにっこり。「カツ丼とカレーうどん、セットで」と慣れた調子で注文するサラリーマンには「ご飯、少なめで良かった?」と声をかける。関市を横断する国道248号沿いに建つ小さな食堂で繰り広げられる日常の風景。
新長谷寺(ちょうこくじ)近くにあった修業先の食堂の名を引き継ぎ、初代の服部勇さんが『だるまや食堂』を始めたのは昭和39年。程なく、息子の敏広さんと嫁の敬子さんも加わり、一度に70杯以上の丼を出前するほど忙しかった好景気の時代も家族一丸で乗り切ってきた。
常連の多くが注文するカツ丼は、小鍋に鰹、室鯵(むろあじ)、鯖などの削り節から丁寧に取っただしと揚げたてのカツを入れ、溶き玉子でふわりと閉じたシンプルなもの。飽きがこず、毎日でも食べたくなる優しい味だ。手打ちうどんは、コシがあるのに驚くほど柔らか。聞けば、「関の人はみんな柔らかいうどんが好きなんや」と敏広さん。地元に愛され、客のニーズに応えてきた半世紀。それを裏付ける確かな矜持がそこにあった。

Data

  • 関市東福野町5-23
  • 営業時間:10:00~20:00
  • 定休日:日曜日、祝日
  • TEL.0575-22-0797
  • P7台
関市東福野町5-23

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