岐阜カレー巡礼。

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飛騨エリア 高山市 欧風カレー工房 チロル

飛騨牛の旨みが溶け込む とろっと濃厚な欧風カレー

欧風カレー工房 チロル_01

青々と緑が茂る里山にある『チロル』。店内はカフェ風の装いで居心地が良く、テラス席からは穏やかに流れる牧谷川、遠くには雄大な飛騨山脈が望める。
店主の近山岳さんは大阪府出身。25歳のときに脱サラし、イタリアンで修業した後、ビルがそびえるオフィス街でキッチンカーでの移動販売を始めた。ターゲットは、ランチタイムの会社員やOL。勝負は昼の12時からたったの30分。その短時間にありきたりな弁当ではなく、しっかり手間をかけた料理を届けたい。そこで辿り着いたのがカレーだった。移動販売は順調に売り上げを伸ばし、大阪市内に小さなカレー店を構えた。
実は辛いものが苦手な近山さん。作るのは、世代を問わず愛されるこっくりとした欧風カレー。味の要は、飛騨牛だ。近山さんはある日、旅行で訪れた高山市で仕入れた岐阜県のブランド牛・飛騨牛を使ってカレーを試作。するとまろやかなルーに、飛騨牛ならではの濃厚な脂の甘みが見事に調和。「出来上がりの味が全く違って。感銘を受けました」。以来、チロルのカレーには飛騨牛が欠かせない存在となった。もともと田舎暮らしに憧れていた近山さんは、平成21年、高山市に店を移し、再スタートを切った。
近山さんが特にこだわるのが、豊かな香りととろけるようなコク。そのための手間と時間は一切惜しまない。鶏ガラや香味野菜、鰹、昆布から取るだしは、一晩寝かせて味を凝縮してから濾す。それをスパイスや具材と合わせてじっくり煮込んだら、さらに数日間冷蔵庫で寝かせる。「味は冷めるときに安定します。再び熱を入れると旨みが目を覚ますんです」。もう一度煮込んで味を調えることで、やっとカレーが完成する。
「お肉ゴロゴロ飛騨牛カレー」はその名の通り、柔らかな飛騨牛の塊がごろごろと入った一皿。素材から溶け出た深い甘みが広がり、ほんのりと辛さが余韻となって残る。大きなスプーンで頬張ると、大人も子どもも思わず笑顔に。「このまま、丁寧にやっていけたら」。近山さんのカレー作りへの真摯な姿勢が、たくさんの人に幸せを届けている。

Data

  • 高山市清見町牧ヶ洞1953-9
  • 営業時間:11:30~16:00
  • 定休日:水曜(祝日の場合は翌日)※1/1~3/31は冬季休業(通販のみ)
  • 駐車場:20台
  • TEL.0577-68-3733
  • http://tirol-curry.com/

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