岐阜カレー巡礼。

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東濃エリア 瑞浪市 タネヲマク

和食のように毎日でも食べたい 南インドの大衆食ミールス

タネヲマク_01

JR瑞浪駅の近くで『タネヲマク』を営む増田若菜さん。5年前、1カ月ほどインドに滞在。最終日にデリー駅近くの通りで一軒の食堂に入った。周りはすべてインド人、メニューも全く読めない。身振りで隣にいたおじさんと同じものを注文すると、大皿料理がどん、と目の前に現れた。「たっぷりのお米にいろんなカレーがかかってて、知らない付け合わせもたくさん。“なんじゃこりゃ、面白い!”って思って。しかもカレーがさらさらしてるから、お腹いっぱいでも全部食べられたんです」。それが南インドの代表的な定食、ミールスだった。
そもそもが料理好きで、インドカレー屋に勤めた経験もあった増田さんは、帰国後、独学で南インド料理を研究。同じ頃に、母の実家だった建物を借りてカフェをオープン。当初は酵素玄米と味噌汁の定食を始めたが、「そういえば南インドのカレーって、味噌汁みたいなものだし」と、いつしか味噌汁がカレーに取って代わる日が増えていった。すると遂には、彼女が作るユニークなカレーを求めて、県内外から客が訪れるように。
ミールスをイメージした「南インド風やさいカレー定食」。大皿の中央には国産の長粒米とソナマスリを炊いたライス、塩味のある薄いせんべいのようなパパド。それを、豆のスープのダル、具材に旬の野菜や豆を入れたサンバル、トマトや野菜で作る酸っぱくて辛いラッサムなどのカレー、ヨーグルト、炒め物や漬物がぐるりと囲む。「これって和食に近いんですよね。お米に味噌汁と漬物、みたいな。だから日本人にも馴染みやすいと思います」。
ここで食べ方指南を。まず、カレーや付け合わせとライスをそれぞれ味わった後は、自分好みにブレンドを。穏やかな甘みのダルと、ラッサムの酸味を掛け合わせたり、ヨーグルトで辛さをマイルドにしたり。パパドは細かく砕いてふりかけに。増田さん曰く、ミールスの醍醐味は「わーっと混ぜて食べること!」。事実、混ぜることで五味や辛みが混然一体となり、美味しさが、何倍にもぐんと増すのだ。南インドへ行かずとも、うまいカレーで我々を満たしてくれる食堂、ここにあり。

Data

  • 瑞浪市寺河戸町1139
  • 営業時間:11:30~19:00
  • 定休日:木曜
  • 駐車場:駐車券提示で飲食代100円引

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