岐阜の地酒、ゆるゆると。

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地酒を極めるには、まず酒屋から。
地酒に強い酒屋通いのススメ

その酒が生まれた背景や本質を知ることも、大切。

酒の中島屋 西川真一郎さん、縁さん

「昔はむしろ、日本酒が苦手で」と西川真一郎さんは振り返る。25年程前、何もせずとも酒が売れる時代。ふと、酒造メーカーの営業マンに「酒のうまい、まずいはどう決まるのか」と尋ねた。相手が答えに窮するのを見て、自ら本を買い込み、日本酒の知識を深めた。調べるほどに奥深い。次々と資料が増え、ついに酒蔵へも足を伸ばす。やがて全国の酒屋や蔵元と親交が深まり、県内のほとんどの蔵元と付き合いが始まった。

有志で季節の料理と利き酒を楽しむ会を20余年続けている。その日は酒屋の主人ではなく、一人の酒仙として20種類以上の酒をゆっくりと愉しむ。さらに酒屋仲間とともに県内の蔵元を招き、一般参加者が飲み比べを行う「酒蔵の集い」を毎年開催。蔵人や杜氏、酒屋と飲み手が一堂に会し、語り合う。

「酒の好き嫌いは人それぞれ。数字やデータで判断できんしね。でも、酒が生まれた背景や本質を知ると、その酒の付加価値は高まると思う。同じ旨い酒なら地元の酒を選ぶ『郷土愛』もあるしなぁ。これも岐阜の酒の魔力やね」。

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酒の中島屋

【中島屋限定入荷の岐阜の地酒】

左:榮一 純米 一滴入魂、右:美濃天狗 一滴水 吟醸 袋搾り榮一 純米 一滴入魂
1,800ml 2,625円

若き後藤杜氏の別仕込み。個性的な酸味が冴える辛口純米。

美濃天狗 一滴水 吟醸 袋搾り
720ml 1,260円/1,800ml 2,520円

袋吊り雫搾りの逸品。濃淳な重厚感と吟醸の爽やかさが混在。


試飲は遠慮なく。そして自分の判断基準を見つける。

酒のひろせ 広瀬 史樹(ふみき)さん、恭子(やすこ)さん

20代半ば、東京神田の日本酒専門店へ修業に赴いた広瀬史樹さん。驚くような値段の酒も、客に勧める以上は味を知るべき、と試飲の封を切ることを惜しまない店主だった。地元に戻り、昔ながらの酒屋を継いで地酒とワインに特化した店作りに力を注いだ。ところが「最初は全く売れなかった(笑)」。それでも蔵元に出向き、自らの五感で見極めた地酒を並べ、試飲の封を切った。次第に客足は増え、関西からも常連客が通う店となった。

「蔵開放や試飲ができる店では、ぜひ試飲をして欲しい。飲めば自分の好き嫌いが分かります。そして自分の判断の基準となる酒を決め、それを中心に甘い、辛い、酸味が強いなどの分布図を描くと、いろんな酒を比較しやすくなります」。広瀬さんが基準とするのは、養老で生まれた地酒。「10年程前にこれ以上美味しくなるのだろうかと思った蔵が、毎年、さらに美味しくなる。本当に凄い」。

次々と地酒の魅力を語る広瀬さんの情熱が、蔵元の強い情熱を代弁するかのごとく、ストレートに伝わってくる。

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酒のひろせ

【酒のひろせが注目する岐阜の地酒】

左:醴泉 純米山田錦、右:小左衛門 山廃無濾過 本醸造生原酒醴泉 純米山田錦
720ml 1,490円/1,800ml 2,993円

広瀬さんが基準とする酒。上品で旨みがあり、飲み飽きしない。

小左衛門 山廃無濾過 本醸造生原酒
720ml 1,250円/1,800ml 2,500円

野趣あふれた生原酒。ぬる燗で程よくほどけ、冷やのロックもよし。


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