暮らしに寄り添うお気に入り家具。

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暮らしに寄り添うお気に入り家具。 新しい生活が始まる季節。 毎日使う家具にもこだわってみませんか。 テーブル、イス、ソファ、キャビネット…。 作り手の技と感性が注ぎ込まれた家具たちを、 6つのストーリーでご紹介。 あなたの暮らしにそっと寄り添う、 そんなお気に入り家具にきっと出会えます。


木目の美しさも意匠のひとつ。 引き算から生まれるシンプルな家具。 -MONDO

チーク、ナラ、タモ、黒檀(こくたん)。ショールームの入り口に積み木のように木の見本が並ぶ。「これはパープルハート」。あざやかな紫色の木片を手にした岩佐達也さんが「天然の色ですよ。これが熱帯の地でどんな風に生えているのか、いつか見てみたい」と無邪気な表情を見せる。

岩佐さんは大垣市の職業訓練校で木工工芸の基礎を学び、26歳で家具製作を始めた。卒業から3年後の’03年に岐阜市内で工房を構える。2階はショールーム。反物の倉庫だったガランと広いスペースに、ぽつり、ぽつりと数点の家具を並べただけでのスタートだった。

現在のショールームは、にぎやか。仕切られた空間は、それぞれに異なる印象を放つ。キッチン、リビング、ダイニング。そこに暮らす自分を思い浮かべるだけで、心が躍る。家具を彩る雑貨選びのセンスも抜群。カラフルな鉢や使い勝手の良い食器、カトラリー。サイドボードには動物から恐竜まで、シュライヒ社のフィギュアが勢ぞろい。 ライフスタイルに合わせたオーダーメイド家具の製作依頼も多い。日本人の感性にも馴染むカサマンス社のファブリックやファロー・アンド・ボール社の塗料や壁紙などを取り扱い、空間そのものをトータルプロデュースできるのも強みだ。

「木の面白さは、ひとつひとつ木目が違うこと」と岩佐さん。その木目の美しさが際立つ、無垢のテーブル。一見、シンプルなデザインだが、「シンプル=単純」ではない。天板の幅や厚みを増やすか、減らすか。脚の細さやアールはどうするか。ミリ単位で考え抜き、余計な装飾はそぎ落とす。足し算ではなく、引き算で成り立つ、MONDOらしさ。

「僕が作る家具を、一生ものとして選んでくれる人がいること。そこに、いつも感動しています」。

Photo

MONDO 《モンド》

  • 岐阜市細畑6-3-21(名鉄細畑駅より北へ徒歩5分)
  • 11時~19時 木曜日定休
  • TEL.058-240-6366 Pあり
  • http://www.mondo-furniture.com/

MONDOの家具を使うカフェ opus

opus:MONDOの家具を使うカフェ

培煎して1週間以内の新鮮な豆で淹れる香り高いコーヒーと、思わず笑みがこぼれる手作りデザートで至福の時間を。店主の佐藤さんが世界中から集めた約1,000枚のレコードは、すべて試聴可能。時間を忘れて、ゆるゆると好きな音楽に浸りたい。店内の家具や食器はMONDOが担当。使いやすいテーブルと、座り心地の良いイスで、長居は必至のカフェだ。

opus 《オーパス》

  • 岐阜市清住町3-5 堀壱ビル1F(名鉄岐阜駅より南東へ徒歩5分)
  • 12時~23時 火曜日定休
  • TEL.058-212-3378

二人が大切にしているのは、 空間や暮らす人に一番合うこと。 - HÜTTE FURNITURE

宿場町の面影を残す旧中山道沿いに、静かに建つ一軒家。引き戸をゆっくりと開けると、堀部善之さん・順子さん夫婦が優しい笑顔で迎えてくれた。

古びた柱や梁、漆喰の壁。庭に面した大きな窓からはやわらかな陽が差し込む。築80年の古民家を改築した空間にゆったりと置かれたイスやテーブルが、そっと馴染むように佇んでいる。

昔からもの作りが好きだった善之さん。高山の職業訓練校や各地の木工所で家具作りを習得し、故郷の美濃加茂に戻ってきた。順子さんも地元出身。東京や名古屋の学校で学んだ後、内装やインテリアのデザインに携わるように。二人は偶然見つけたこの古家を自らの手で改装し、4年前に家具の店を始めた。

二人の家具作りは「空想」から始まる。山の中で暮らす建築家の部屋、アーティストの別荘…。家具一つから考え出すのではなく、空間から想像するのだ。アイデアを出し合って、イメージを膨らませる。時には意見をぶつけながらも、歩み寄って徐々に形にしていく。

「機能的で美しいのが理想。ちょっと色気があるような家具が作りたい」と善之さん。「作るのが一番難しくて好き」というイスから、その思いが伝わってくる。

オーダーメイドの注文が入ると、実際に置く場所をなるべく見に出かける。「いろんな話をして、イメージや好みをできるだけ聞き出します」と順子さん。その空間や暮らす人に一番合う家具を作りたい。自分たちだからできる家具を提案したい。「時間をかけてでも、納得できるまでこだわっていきたいです」とほほ笑む。

「僕たちの仕事が、永く残っていってほしいから」。

シンプルなのに存在感がある。そこにあるだけで穏やかな空気が漂う。善之さんと順子さんの生み出す家具は、そんな二人らしさがあふれている。

Photo

HÜTTE FURNITURE 《ヒュッテファニチャー》

  • 美濃加茂市太田本町1-7-2(市役所から南東へ徒歩5分)
  • 金・土・日曜日の13時~18時(他は要予約)
  • TEL.0574-27-1762 Pあり
  • http://www.hutte-furniture.jp/

HÜTTE FURNITUREの家具を使うカフェ カフェ ユズリ葉

カフェ ユズリ葉:HÜTTE FURNITUREの家具を使うカフェ

住宅街にひっそりと佇む小さなカフェ。暖かな日差しが注ぐ店内に、シンプルで優しい雰囲気のテーブルやイスが並ぶ。「ゆっくり過ごしてほしい」と願う店主の小澤さんがオーダーしたのは座り心地の良さ。一杯ずつ丁寧に淹れる香り高いコーヒーや日替わりの手作りスイーツとともに、穏やかなひとときを楽しみたい。ユズリ葉ブレンド ¥400

カフェ ユズリ葉 《ゆずりは》

  • 岐阜市江添3-2-7(岐阜県庁より南東へ車で3分)
  • 10時~19時 日祝日・第4月曜日定休
  • TEL.058-337-3372 Pあり

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