縁日に活気づく鏡島弘法
中山道沿いに建つ乙津寺。奈良時代に行基菩薩が開創した草庵が始まりとされる。弘仁4年(813年)、弘法大師が当時海中の島だったこの地を訪れ、37日間の秘法を尽くして法鏡を龍神に向けると、蒼海がたちまち桑田になったといい、これが地名「鏡島」の由来といわれる。「鏡島弘法」の名で親しまれるこの寺では、毎月、弘法大師の月命日にあたる21日に法要が営まれ、縁日の露店が立ち並ぶ参道をそぞろ歩く参拝客で大いににぎわう。
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- 瑞甲山 乙津寺(鏡島弘法)
アクセス
- 岐阜バス「鏡島弘法前」下車すぐ
問い合わせ
- 乙津寺 TEL.058-252-206