水道の歴史を支えた近代建築
清流長良川の左岸、緑深まる金華山山麓に建つレトロな建物。赤い切妻屋根を方杖(ほうづえ)で支える山小屋風のデザインに花崗岩(かこうがん)を使用した隅石(すみいし)。外壁には長良川の川原で収集したとされる玉石がはめ込まれ、小さな丸窓が並ぶ。昭和5年、岐阜市の近代水道創設にあたり、鏡岩水源地の敷地内にエンジン室として建設された。水道施設としての役割を終えた後は、平成14年に改装され、水道の歴史などが学べる「水の資料館」として生まれ変わった。
※見学は事前に予約が必要
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アクセス
- 岐阜バス「長良橋」下車、徒歩約10分
問い合わせ
- 岐阜市鏡岩水源事務所 TEL.058-263-1177