パン・喫茶 円居 [まどい]

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穏やかな時間、人々が自然に集うパン喫茶 天然酵母パンで、自分らしさを形に
パン・喫茶 円居 [まどい]

窓の外はまだ薄暗い。午前3時。静寂の中で門脇磨奈美さんが、「朝食」と名付けたマフィンを焼き始める。まんまるなカンパーニュの「満月」に、「山合」と呼ぶ食パン。前日の朝3時から5時間半かけて仕込み、丸一日発酵させた生地で、開店の11時までに12種類ほど、約250個のパンを嬉々として焼く。家族で暮らすこの場所で、水・金曜日、第1日曜日にオープンするパンと喫茶の店『円居』。

20歳で出会ったパン作り。もとが凝り性だ。酵母や粉の配合、水分量、温度の僅かな違い。複雑な要素で仕上がりが変わるパン作りの面白さにのめり込んだのは、当然の成り行きだった。25歳で「あこ天然培養酵母」と出会う。天然酵母特有の酸味がなく、噛めば噛むほど味わい深いパンが作れるこの酵母を使って、自分らしい、自分が好きなパンを焼くことが、代えがたい悦びとなった。

4年前から月1日だけの喫茶を始め、2年前に今の営業スタイルに移行。食事は酵母パンをメインに構成し、サンドやクロックムッシュなど、パンの幅広い楽しみ方を提案する。サラダにフルーツを和えたり、白菜は砕いたナッツでとろみをつけたポタージュにしたりと、副菜やスープにも意外な素材の組み合わせで驚きや発見を添える。

昨年末。磨奈美さんは初めて、営業日の店を2時間だけ離れた。焼けるだけのパンを焼き、9時半に玄関を出た途端。「泣けてしまったんです」。日々の想いを受け止めてくれる仲間がいて、自分がいなくても店が開くことに感動があった。でも、最後にオーブンに入れた子はどんな顔で焼き上がったか、見届けたかった。交錯する想い。実感した。「私はやっぱり『円居』が好きなんだ」。

開店とともに客が次々と訪れ始めた。“円居”とは“人々がまるく居並ぶこと”。自然に人々が集い、団欒のときを過ごすこの場所に、春の優しい光が降り注ぐ。


Photo


パン・喫茶 円居 まどい

  • 岐阜市長良142-1
  • TEL◇058-374-0820
  • 営業時間◇11:00~16:00
  • 営業日◇水・金曜日、第1日曜日 ※営業日はHPにて要確認
  • 駐車場◇4台
  • WEB◇http://elephant-d.com/madoi.html
岐阜市長良142-1
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