
![茶屋 赤鰐 [チャヤ アカワニ] 茶屋 赤鰐 [チャヤ アカワニ]](http://aun-web.com/wp/wp-content/uploads/2011/07/21th_p28_recommend_mi.jpg)
金宝町通りから小路を北へ入ると、のれんが目印の小さな店がある。岐阜でかき氷といえばすぐに名前が挙がるほどの言わずと知れた店、そう「茶屋 赤鰐」だ。
オープンは14年前。調理師学校を卒業して、レストランバーや居酒屋で働いていた店主の五島さん。26歳の時、名古屋の有名な甘味処で働き始め、その1年後、岐阜市の中心地に自分の店を開いた。
店の自慢は、年中いただけるかき氷。小さな器に驚くほど高く盛られた氷は、ふわふわできめ細やか。その上に、季節のフレッシュフルーツで作ったシロップがたっぷりと載っている。口解けのよい氷とフルーツの豊かな香り、さっぱりとした甘みが調和した逸品だ。その美味しさの秘密は、氷にある。硬すぎても溶けすぎても、細かくふんわり削ることができない。温度管理が大切。頻繁に研磨した刃を使い、弱めの圧力で削る。見る見るうちに、粉雪のような氷が高く降り積もる。オーダー後に作った果肉たっぷりのシロップを掛けて完成だ。
手作りわらびもちも人気メニューのひとつ。出来たての餅に、大豆をミルで挽いた自家製きな粉を付けていただく。つぶつぶとした食感と大豆の風味が、つるりとした餅の美味しさを一層引き立てる。
夏の暑い日は、行列が途絶えることがない。一日に300杯のかき氷を作ることもあるとか。その人気ぶりに、「かき氷屋ってめずらしいからじゃないかな」と笑う五島さん。忙しいからといって手抜きはせず、製法は創業以来同じ。自分が美味しいと思うものを作ることにこだわる。それが、五島さんのプライドだ。
「今まで食べたことのない食感が楽しめるはず」という自信作。うだるような暑い日に、赤鰐のこだわりかき氷。これが、岐阜の夏の定番なのだ。
Photo
- 1.「東京から食べに来てくれるお客さんもいるんです」と話す店主の五島さん
- 2.ブロック状の氷をカンナのような刃で削る。1日で100キロ以上の氷を使うこともあるそう。かき氷機は現在9台目。思うように氷がかけるよう、自らカスタマイズする
- 3.店のいたるところに、岐阜の若手アーティストが作った「鰐」の作品がある
- 4.木製の壁やテーブルが温もりを感じる店内。建築家の杉下均さんがデザイン
- 5.大玉メロンを1/4個も使う贅沢さ。かき氷・生メロン/¥700(6月~8月中旬限定)
- 6.氷の上に載った餅が見た目にも涼しい。わらびもち/¥520
- 7.行列を避けるなら夏以外に行くのがおすすめ
茶屋 赤鰐 [チャヤ アカワニ]
- 〒500-8838 岐阜市八幡町13
- TEL.058-264-9552
- 営業時間◇11:30~20:00
- 定休日◇水曜日(7・8月は無休)

















