まるで胸をときめかせる魔法にかけられたように、つい手にとってうっとり見つめてしまう。
そんな、とっておきの紙もの雑貨を集めました。
今年7月にオープンした紙製品をメインに扱う町家風のギャラリー・ショップ。「紙の魅力は切ったり、貼ったりして楽しめるところ」と語る店主の竹中彰子(しょうこ)さん。身近に感じられるよう、名刺ケースや小物入れなど実用的なものをそろえる。お気に入りの岐阜大仏を形どったオリジナルクッキーも販売。ギャラリーでは毎月異なる現代アートの企画展も行う。
小さい家
- 岐阜市上新町7
- 営業時間:12:00~18:00
- 定休日:月~木曜日
- http://gifulittlehouse.com/
- P2台
活版印刷に惚れ込んだ直野香文(かふみ)さんは、「岐阜らしいものを作りたい」と話す。一つひとつ丁寧に刷るカードや便箋、ぽち袋。金華山や岐阜大仏の絵柄が、活版ならではの風合いとよく馴染む。2~3万個の中から必要な活字を拾うのは、宝探しのよう。地道な作業と郷土愛から紡ぎ出された逸品がここにある。水・土曜日にワークショップを開催中(要予約)。
ORGAN活版印刷室
- 岐阜市靱屋町31
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:土曜日(ワークショップ開催日は営業)・日曜日
- TEL.050-1116-7680
懐かしい昭和の文房具から洗練された海外の筆記具までずらり。干物の形の一筆箋やお茶目なイラストの荷札シールなど、クスッと笑えるデザインを追求したオリジナル商品も手掛ける。「地元に根付いた店でありたい」と、訪れる人との会話を大切にしている店長の横山七絵さん。柳ケ瀬から長良橋通りに場所を移し、今後は品数を増やしていく予定だ。
アラスカ文具店
- 岐阜市神田町6-16-2
- 営業時間:13:00~20:00
- 定休日:水曜日
- http://alaskabunguten.com/
築約50年の古民家を改装した店内は、店主の西村知珠(ちず)さんが自ら梁を磨いたり壁を塗ったりして大切に作り上げた空間。レトロなビンや淡い色のキャンドル、木製の食器類など、使い手の想像を膨らませるアイテムが丁寧にディスプレイされている。紙ものコーナーには、東欧諸国から仕入れたマッチラベルや切手など、珍しい品々が豊富にそろう。
koti(コティ)
- 岐阜市本郷町3-13
- 営業時間:10:00~18:00
- 定休日:水曜日・第1・3木曜日
- TEL.058-215-7176
- P2台
熱意を抱く若き店主、石榑文貴さんが営む雑貨屋。店名の由来になったボビングヘッドやファイヤーキング、フィギュアなど、輸入雑貨を中心としたアイテムがひしめき合う。「買ってくれた人の暮らしがより楽しくなれば」と、思わず笑ってしまうような“遊びゴコロ”あふれる商品をセレクト。その思いは店内に散りばめられた手作りのPOPからも伺える。
ボビンヘッド
- 岐阜市神田町6-16
- 営業時間:11:00~21:00
- 定休日:水曜日
- TEL.058-269-4560
ハンドメイド雑貨のセレクトショップ。「ほっとできる店にしたい」と、柔らかな空間づくりに趣向を凝らす店主の岩田真紀さん。そんな店内を彩るのは、ブローチや消しゴムはんこ、ハガキなど、若手作家約20人の作品。どれも優しい雰囲気を持ちつつ、個性豊かなものばかり。各地のクラフトイベントに出店するなど、活動は実店舗だけに止まらない。
3anpo*゜(サンポ)
- 岐阜市弥生町10 金川ビル やながせ倉庫304号室
- 営業時間:12:00~18:00
- 定休日:水・木曜日(臨時休業あり)
- E-mail:xx3anpoxx@yahoo.co.jp