“愛こそすべて!”
ビートルズの名曲で綴られた傑作ミュージカル
ようこそ、あうん劇場へ!
今回ご紹介する作品は、ミュージカル映画『アクロス・ザ・ユニバース』です。この映画、劇中に使われている曲すべてがビートルズの楽曲という、やりたい放題の作品です。

物語の舞台は、ベトナム戦争に揺れる60年代のアメリカ。イギリスからやって来たジュード、彼の親友となるマックス、彼の妹でジュードと恋に落ちるルーシー。共同生活を送りながら自由を謳歌していた彼らでしたが、やがてベトナム戦争の泥沼化とともにバラバラになってしまいます。ルーシーは反戦運動に身を投じ、マックスは徴兵されて戦場へ。不法滞在者と見なされたジュードはイギリスに強制送還されることに…。
時代に翻弄される若者たちの恋と友情を描いた青春ストーリーを、耳馴染みのあるビートルズナンバーで綴っていきます。全編に「Let It Be」「Hey Jude」「I Want To Hold Your Hand」「Strawberry Fields Forever」といった“超”がつく名曲がずらり。それぞれの楽曲の持つイメージにぴったりの場面で使用されており、物語をぐっとドラマチックに盛り上げます。終盤、ジュードが「All You Need Is Love(愛こそすべて)」を高らかに謳い上げるシーンは、この作品のハイライトです。
私はまずこの映画をビートルズ好きに大プッシュします!登場人物の名前がビートルズの曲に由来していたり、ジュードが熱唱するビルの屋上が実際にビートルズがゲリラライブを行ったアップル社の屋上だったりと、マニアをニヤリとさせるネタが満載。
そして「ビートルズなんて聴いたことないわ」という人たちにも大プッシュ!楽曲に込められた色褪せることのない「Love&Peace」なメッセージは、ビートルズを知らない世代の心にもきっと届くはず。映画を観終わると、思わず「All You Need Is Love~♪」と口ずさみたくなっちゃいます。
「ミュージカルなんて興味ないし…」って思っている人、いませんか?
きっと損してますよ。
作品紹介
「アクロス・ザ・ユニバース」
- Across The Universe
- 2007年/アメリカ/131分
- 監督 ジュリー・テイモア
- 出演 エヴァン・レイチェル・ウッド/ジム・スタージェス/ジョー・アンダーソン ほか










