リトル・ミス・サンシャイン

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H支配人協調性ゼロの落ちこぼれ家族。
そして、おんぼろの黄色いミニバス。

ようこそ、あうん劇場へ!

今回のおすすめ作品は、崩壊寸前の落ちこぼれ家族の再生を描いた『リトル・ミス・サンシャイン』です。毒気たっぷりの笑いと、緊張感のないどこかのんびりとした展開が楽しい、ハートウォーミングな作品です。ちなみにタイトルの“リトル・ミス・サンシャイン”とは、ちびっ子向けのミスコンの名称です。

リトル・ミス・サンシャイン

アリゾナ州に住むフーヴァー一家。9歳のオリーヴの夢は美少女コンテストのクィーンになること。でも、ぽっちゃりした幼児体型の彼女にはちょっと難しそう。でもある日、コンテスト予選の優勝者が失格になり、地区代表に繰り上げ当選! 早速、家族6人で本戦が行われるカリフォルニアに向かいます。しかしここからが問題。普段から何かとトラブルが絶えないこの一家。一台のミニバスに乗って出発するも、スタート地点からケンカばかり。おまけにミニバスは故障。果たして無事に会場にたどりつけるのでしょうか?

この映画の最大の魅力は、なんと言ってもフーヴァー一家の個性的な面々。まず、ビューティ・クィーンになることを夢見て毎日ダンスを猛特訓するオリーヴ。ただし小太りの眼鏡っ子。その父リチャードは独自の成功論に取り憑かれた堅物。兄ドウェーンは哲学者ニーチェの影響によって“沈黙の誓い”を立て、全く口をきかない。さらには、恋人にフラれて自殺未遂を起こしたゲイの叔父。ヘロイン常用者で、老人ホームを追い出されてしまった祖父。そして、そんなバラバラな家族をまとめようと奮闘する母シェリル。この6人、我が強すぎて協調性ゼロなんです。

そして、劇中で印象的なのがフォルクス・ワーゲンの黄色いミニバス。出発してすぐに故障し、押しがけスタートでしかエンジンがかからなくなってしまいます。父がハンドルを握り、残りの5人で車を押しながら発進。加速していく車に一人ずつ飛び乗っていきます。そして互いに手を取り合ってなんとか全員が乗車。思わず笑ってしまうシーンなのですが、実はこのおんぼろのミニバスが“家族の絆”を象徴する重要なものだったりするわけです。

この他にも道中でさまざまなハプニングに遭遇しますが、そのたびに家族のチームワークで一つ一つ乗り越えていきます。バラバラだった家族が一致団結していく姿に思わずホロリ。最後には「家族っていいなあ」と思わせてくれる、そんな愛すべき作品です。

リトル・ミス・サンシャイン

  • Little Miss Sunshine
  • 2006年/アメリカ/100分
  • 監督 ジョナサン・デイトン/ヴァレリー・ファリス
  • 出演 グレッグ・キニア/トニ・コレット/スティーヴ・カレル/アラン・アーキン/ポール・ダノ/アビゲイル・ブレスリン ほか
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